天井裏でドタドタと音がする、屋根のあたりから獣のにおいがする。そういった経験から「ハクビシンかもしれない」と検索している方は、相模原市内でも少なくないと思います。
『ガイノワ』のシンです。今回は、相模原市でハクビシンの被害が出たときに「まず何を確認すればいいか」「自治体と民間業者をどう使い分けるか」を中心にまとめました。
地域によって自治体の対応範囲は少しずつ違います。相模原市の場合は、窓口もエリアで分かれているので、あわてて業者を呼ぶ前に確認しておきたい流れがあります。
相模原市でハクビシンが増えている背景
相模原市は市街地と緑地・山間部が混在しているエリアです。緑区など津久井・城山方面では山から住宅地へ下りてくるルートが昔からあり、ハクビシンの目撃情報も多く寄せられています。
市街地に近い中央区・南区の住宅地でも、古めの木造家屋や庭木が多い環境だと侵入しやすい条件がそろいやすい。郊外の戸建てに住んでいる方ほど、気づかないうちに屋根裏に入り込まれているケースがあります。
郊外住宅の侵入経路として多い場所
ハクビシンはタバコの箱ほどの隙間があれば侵入できると言われています。頭が通るサイズの穴なら体もすり抜けてしまうので、意外と小さな隙間が入口になっていることが多い。

どこから入ったか分からない、というのが一番困るんですよね
郊外の戸建てで特に多い侵入口として確認されているのは、以下のような場所です。庭木が屋根に届いていたり、軒下や換気口が古くなっていたりする家は、一度点検してみる価値があります。
- 屋根の重なり部分の隙間(瓦屋根に多い)
- 軒下・破風板まわりの劣化した隙間
- 換気口・通気口のネット破損
- 庭木や電柱を伝って屋根へ上がるルート
- 床下通気口のすき間(古い基礎に多い)
屋根まわりは自分では見にくい場所も多いですが、外から庭木と屋根の距離を確認するだけでも手がかりになります。屋根に届くほど枝が伸びていれば、まずそこを疑う価値があります。
相模原市の自治体窓口でできること
相模原市では、ハクビシンに関する相談窓口がエリアによって異なります。緑区は緑区役所区政策課(鳥獣対策班)、中央区・南区は水みどり環境課が担当窓口です。まずどちらに該当するかを確認してから連絡するとスムーズです。
自治体に相談すると、防除対策のアドバイスや、侵入口をふさぐための考え方を教えてもらえます。自分で対応しても被害が収まらない場合は、市が捕獲器を設置して対応してくれるケースもあります。ただし、捕獲を個人で行うには別途許可申請が必要になるので注意が必要です。
- 緑区(大沢・橋本地区)
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緑区役所区政策課 鳥獣対策班(042-775-8852)
- 中央区・南区
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水みどり環境課(042-769-8242)※平日8時30分〜17時
自治体ではやっていないこと
自治体の対応はあくまで「相談」「防除アドバイス」「条件を満たした場合の捕獲器設置」が中心です。屋根裏の清掃・消毒、侵入口の封鎖工事、断熱材の交換といった工事系の作業は、基本的に対応外になります。
また、市の捕獲には条件や手続きがあり、すぐに対応してもらえるとは限りません。被害が進んでいる場合や、建物への工事が必要な場合は、民間業者への相談を並行して検討しておくほうが現実的です。
民間業者に相談する目安
次のような状況に当てはまる場合は、自治体対応だけでは収まりにくいことが多いです。自治体に相談しながら、民間業者にも見積もりを依頼するタイミングを考えておくと安心です。
- 天井裏でフンのにおいが続いている
- 音が数週間以上続いている
- 侵入口がどこか特定できていない
- 断熱材が汚損している可能性がある
- 自治体に連絡したが対応まで時間がかかる
民間業者に依頼する場合、相模原市内であれば公益社団法人神奈川県ペストコントロール協会(045-681-8585)が加盟業者の紹介窓口として機能しています。複数の業者に見積もりを取ることも、判断のうえでは有効です。
依頼前に見ておきたいこと
民間業者への依頼を検討するときに、わたしが気になるのは「作業の範囲が何を含むか」です。追い出しだけなのか、侵入口の封鎖まで含むのか、清掃・消毒は別途なのか。ここが不明確なまま契約すると、あとから追加費用が出やすい。
費用感としては、被害が比較的軽い段階であれば5万〜8万円程度から、中程度以上の場合は10万〜25万円前後になるケースが多いようです。侵入から時間が経つほど費用が上がりやすいので、気になるサインが出ている段階で早めに確認しておくほうが結果的に出費を抑えやすい。
相模原市でまず動くなら、ここから
相模原市の場合、自治体の窓口はエリアで分かれています。まず自分が中央区・南区なのか、緑区なのかを確認して、担当窓口に電話する。それだけで、次に何をすべきかが少し見えてきます。
自治体に連絡しながら、並行して建物まわりの侵入口になりそな箇所を一度外から見ておくのも手です。庭木が屋根に届いていないか、軒下に古い隙間がないか。気になる場所を一つでも確認しておくと、業者に相談するときの話が具体的になります。
急いで決める必要はないですが、音やにおいのサインが続いているなら、今週末にでも建物のまわりをぐるっと一周してみてください。そこから判断を始めるだけで、次の動きが見えやすくなります。





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