屋根裏から夜中に音がする、天井に染みが出てきた――そういう状況で「ハクビシンかもしれない」と気づいたとき、まず何をすればいいか迷う方は少なくないと思います。平塚市でも、ハクビシンによる屋根裏への侵入被害は実際に起きています。
『ガイノワ』のシンです。今回は、平塚市でハクビシンの被害が疑われるときに最初に確認したいこと、自治体でできることとできないこと、そして民間業者に相談するのはどんな状況かを、順を追って書いていきます。
あわてて業者に電話する前に、まず状況を整理してみてください。そのほうが、あとで判断に後悔しにくくなります。
平塚市で見られるハクビシンの被害
平塚市でも、ハクビシン、アライグマ、タヌキといった野生鳥獣による被害が発生していることを市が公式に認めています。中でもハクビシンは、戸建て住宅の屋根裏や通気口から侵入し、糞尿による悪臭や天井材の劣化などを引き起こしやすい動物です。
夜行性のため、物音に気づくのは夜中から明け方にかけてが多いです。天井からドタドタと走るような音、引っかくような音が聞こえてきたら、まずハクビシンの可能性として考えておくのが自然です。猫くらいの大きさで、動きもかなりはっきり聞こえます。
もう一つ見落としがちなサインが、天井の染みや黄ばみです。ハクビシンは特定の場所に糞をする習性があるため、同じ箇所に染みが集中して広がっていくことがあります。音だけでなく、天井の状態も合わせて確認するとよいです。
平塚市の窓口でまず確認できること
ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく個人が捕獲することはできません。平塚市内でハクビシンを捕獲する場合は、平塚市長の許可が必要になります。申請窓口は市役所本館5階の環境保全課です。
平塚市の公式ページでは、まず煙が出るタイプの殺虫剤を屋根裏で使う、音を出して追い払うといった自主防除を試すことが案内されています。それでも被害が続く場合は、環境保全課(電話:0463-21-9764)に連絡して相談する流れになります。
自治体に相談してできること・できないこと
平塚市への相談で確認できることは主に、捕獲許可申請の手続きや、被害状況の届け出についてです。一方で、市が直接業者を手配して費用を負担する、あるいは市職員が屋根裏に入って調査するといった対応は、原則として行っていません。
捕獲許可を取ることと、実際に駆除・封鎖・清掃を進めることは別の話です。許可を得たうえで自分で対処するか、業者に依頼するかを選ぶ必要があります。「市に相談したら業者を紹介してもらえる」という期待は持ちすぎないほうがよいです。

市に相談してみたけど、結局業者には自分で頼むことになるんですよね
業者に相談するのはどんなタイミングか
自主防除を試しても音や臭いが続く場合、天井の染みが広がってきた場合、屋根や通気口に明らかな破損がある場合――こうした状況が重なってきたら、民間業者への相談を考えるタイミングです。
業者に相談する前に確認しておきたい点をまとめました。
- いつごろから音や臭いが始まったか
- 天井の染みや変色がある場所
- 屋根や通気口に穴・隙間がないか
- 庭に果実や生ゴミが残っていないか
- 自主防除を試した内容と結果
これらを整理してから業者に伝えると、調査の精度が上がります。状況を口頭で伝えるより、写真を撮っておくとさらに話が早いです。
業者に依頼するときに見ておきたい点
業者によって、見積もりに含まれる内容がかなり違います。追い出しだけで終わる業者もいれば、侵入口の封鎖・清掃・消毒・再発時の保証まで含む業者もあります。料金だけを見て決めると、あとから「封鎖は別料金でした」という話になることがあります。
ハクビシンの駆除費用の目安は10万円から30万円前後とされていますが、屋根裏の広さや被害の範囲によって変わります。見積もりを取る際は、追い出し・封鎖・清掃・保証が含まれているかどうかをひとつずつ確認することをすすめます。
複数社に見積もりを取ることも有効ですが、「急いで今日決めないと料金が変わります」といった案内には乗らないほうが安心です。落ち着いて内容を比べる時間を確保してほしいと思います。
侵入口を見直すことが最初の一歩になる
平塚市の公式ページでも、「捕獲できたとしても原因が改善されない限り被害は続く」という点が明記されています。屋根や通気口の隙間をふさぐこと、庭の果実を放置しないことが、再び来させないための基本です。駆除と同時に侵入口を確認する視点を持っておくとよいです。
市のチェックポイントとして案内されているのが「屋根や通気口に穴があいていないか」「庭に柿やびわといった果実を放置していないか」の2点です。
- 屋根・通気口の確認
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換気口、屋根瓦のすき間、軒下など、5〜10cm程度の隙間があれば侵入経路になりえます。業者に調査を依頼する際は、封鎖箇所もセットで確認してもらうとよいです。
平塚市でハクビシン被害が気になったら
まず平塚市環境保全課(本館5階)に相談して、自主防除の方法や捕獲許可の手続きを確認するのが最初のステップです。それでも解決しない場合は、民間業者への依頼を検討する流れになります。自治体と業者の役割は違うので、両方を順番に使うのが現実的です。
業者を選ぶときは、追い出し・封鎖・清掃・保証の内容を見積もり段階で確認しておくと、あとで「思っていた内容と違った」という状況を避けやすくなります。料金が安いからといって急いで決めるより、内容の中身を見てほしいと思います。
天井からの音が続いているなら、今週末にでも一度、屋根周りと通気口を外から見てみてください。隙間や破損がないかを自分の目で確認してから相談に行くと、業者側も状況を把握しやすくなります。











