天井裏で音がする、台所にフンらしいものがある——そういう状況になったとき、「まず川崎市に相談できるのかな」と思って調べてみる人は多いと思います。市の窓口に相談できるなら、そこから動きたいですよね。
『ガイノワ』のシンです。今回は、川崎市でネズミの被害が出たときに、自治体の窓口と民間業者のどちらへどう相談するかを考えてみました。
結論から言うと、川崎市の区役所衛生課は「相談と指導・捕獲器の貸し出し」まで対応しており、駆除作業そのものは行っていません。この区別を最初に把握しておくと、窓口へ行ったあとに「そうか、ここでは駆除してもらえないんだ」と迷わずにすみます。
川崎市の自治体窓口でできること
川崎市では、ネズミを含む衛生害虫の相談を各区役所衛生課感染症対策係が受け付けています。受付は平日の8時30分〜12時、13時〜17時です。
窓口でできることは、大きく3つです。
- 駆除方法についての相談・アドバイス
- カゴ式ねずみ捕りなど捕獲器の貸し出し(在庫状況は要確認)
- 民間業者や協会窓口の案内
捕獲器は事前に在庫を確認してから窓口へ行くのがスムーズです。カゴ式で捕獲した場合の処理方法も、衛生課から案内してもらえます。
自治体窓口ではやっていないこと
区役所衛生課は、あくまで相談と指導の窓口です。自宅の天井裏や床下へ入って調査したり、毒餌を設置したり、侵入口を封鎖したりといった作業は対応していません。
「窓口で話を聞いてもらえる」と「作業をしてもらえる」は別のことなので、ここは混同しないようにしたいところです。わたし自身も調べるまで「相談してそのまま頼めるかも」と思っていましたが、そうではありませんでした。

相談はできる、でも駆除まではやってくれない
害虫110番という選択肢
川崎市の公式案内にも記載がありますが、自力での駆除が難しい場合は、公益社団法人 神奈川県ペストコントロール協会(害虫110番)への相談もできます。電話番号は045-681-8585で、平日9時〜17時、第1・第3土曜の9時〜12時に受け付けています。
ここは業者紹介も行っているため、「自治体に相談したけれど、自分で対処するのは難しそう」と感じた段階で問い合わせてみる、という使い方ができます。区役所だけで解決しなかった場合の次の一手として覚えておくといいと思います。
民間業者に相談する目安
自治体窓口と捕獲器だけでは対処が難しいケースがあります。次のような状況になっていたら、民間業者に相談する段階だと考えてよいでしょう。
- 天井裏・床下に複数の痕跡がある
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フン、かじり跡、巣の材料など複数のサインが重なっているときは、すでに定着している可能性があります。捕獲器だけでは追いつかないことが多くなります。
- 電気配線まわりのかじり跡がある
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配線をかじられていると漏電や火災のリスクがあります。この状況では自分で様子を見るより、早めに専門家に確認してもらったほうが安心です。
- 捕獲器を使ったが2週間以上改善しない
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捕獲器で何匹か取れても、また音がする状態が続く場合は侵入口がふさがれていないことが多いです。侵入口の封鎖まで含めた対応が必要になります。
業者に頼む前に見ておきたいこと
民間業者に依頼する場合、川崎市内での費用感としては、一戸建ての中程度の被害で3万〜7万円程度が目安です。広範囲の施工や封鎖・清掃まで含む場合は10万円を超えることもあります。
見積もりの段階で「駆除」「封鎖」「清掃・消毒」「再訪問」「保証」がどこまで含まれているかを確認しておくと、あとから費用が増えて困るリスクを減らせます。安さだけを基準に急いで決めると、作業内容が薄いまま終わるケースもあるので、料金の内訳を聞いてから判断するのが無難です。
複数業者から見積もりを取れるなら、そのほうが比較しやすいです。費用だけでなく、作業範囲と保証期間をあわせて確認することをおすすめします。
川崎市でネズミが出たときの流れ
まとめると、川崎市でネズミの被害が出たときは、まず区役所衛生課感染症対策係へ相談して、捕獲器の貸し出しや対処のアドバイスをもらうことができます。それで対処しきれない場合は、害虫110番や民間業者への相談に進む流れが現実的です。
自治体の窓口は「駆除そのものをやってくれる場所」ではありませんが、相談の入口として使いながら状況を整理するという意味では、最初に一度問い合わせてみる価値はあると思っています。そのうえで業者に頼む必要があるかどうかを判断するほうが、焦らず動きやすいです。
まずは「うちの区の衛生課へ電話してみる」というところから始めてみてください。最初の一本で、状況がずいぶん整理されることがあります。










