アライグマはどこから家に入ってくるのか、ぱっと想像しにくいですよね。まさか屋根から、と思う方も多いのですが、木の枝や雨樋をつたって屋根に登ることができます。
『ガイノワ』のシンです。今回は「アライグマ どこから入る」というテーマで、侵入経路の確認手順と、入られた後にどこから手をつけるかを整理しました。
外から見ても分かりにくいので、「気づいたら屋根裏に住みついていた」というパターンが多いです。まず、どんな経路を使うのかを知っておくだけでも、確認の目線が変わります。
アライグマが登る導線を知る
アライグマは木登りが得意で、2階建て住宅の屋根くらいであれば問題なく登れます。雨樋や配管も足場になるので、「庭に木があればリスクがある」と思っておくくらいで、ちょうどいいです。
特に気にしたいのは、屋根にかかっている木の枝です。枝が屋根に届いていれば、そのまま屋根へ渡ってくるルートになります。雨樋のつなぎ目や排水管の近くに足跡があれば、まずそこを起点に確認してみてください。
侵入口になりやすい場所
屋根まわりで侵入口になりやすいのは、軒天・破風・屋根と外壁の取り合い(隙間)・換気口などです。風雨で少し傷んでいる部分があると、アライグマの力でこじ開けられることがあります。
アライグマが通れる隙間は、顔が入るくらいの大きさで十分といわれています。目視だと「こんな隙間で?」と思うような場所でも、見落とさないほうがいいです。
- 軒天・破風
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経年劣化で板が浮いたり割れたりしている場所。補修が甘いとこじ開けられやすい。
- 屋根と外壁の取り合い
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板金が浮いていたり、シーリングが切れていたりすると隙間ができやすい。
- 換気口・通気口
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プラスチック製の換気口は破壊されることがある。金属製でも固定が甘ければ外される場合がある。
自分でできる点検の順番
点検は高いところに登らなくても、地上からスマートフォンのズーム撮影で手がかりをつかめることが多いです。まず外周を一周して、登れそうな足場がないかを確認することから始めると判断しやすいです。
外壁や雨樋に泥の足跡や引っかき傷があれば、そこが登り口として使われているサインです。屋根まわりの素材が浮いていたり、色が変わっていたりする箇所も、一度写真に撮っておくと比較がしやすくなります。
- 外周を歩いて登り口になる足場を確認
- 雨樋・配管・庭木まわりに足跡がないか
- 軒天・破風の傷みや浮きをズームで撮影
- 換気口・通気口の金属が外れていないか
- 屋根と外壁の継ぎ目に隙間がないか確認
屋根に直接登っての確認は危険なので、足場のある業者でないと細かい点検は難しいです。地上からのチェックで怪しい箇所を絞ったうえで、そこを専門家に見てもらうという順番が現実的だと思います。
木や雨樋を伝う経路への対処
屋根にかかっている木の枝は、できるだけ切り落としておくと侵入の導線を一つ減らせます。雨樋については、アライグマが体重をかけて登れないよう、取り付けをしっかり確認しておくことが基本です。

庭木の枝、屋根に届いてないか確認するだけでも違います
忌避剤を雨樋の根元などにまく方法もありますが、雨や時間の経過で効果が薄れます。侵入口の封鎖と組み合わせて使うのが基本で、忌避剤だけで完結させようとすると限界があります。
侵入口を封鎖するときの注意点
侵入口を塞ぐときに気をつけたいのは、中にアライグマが残ったまま封鎖してしまうことです。追い出しを先に確認してから封鎖する順番が基本で、逆になると屋根裏で死骸になるリスクがあります。
封鎖に使う素材は、金属メッシュやパンチングメタルをビスでしっかり固定するのが標準です。防獣ネットはアライグマの力で破られることがあるので、素材選びを確認しておくと安心です。
高所での封鎖作業は足場が必要になる場合も多く、自力ではなかなか難しい場所もあります。無理に登ろうとするより、業者に確認だけでも頼むほうが安全で確実だと思います。
業者へつなぐ目安
地上からの点検で侵入口の場所が絞れない、屋根に損傷がありそうだが高くて確認できない、屋根裏にすでに気配がある、といった状況なら業者への相談を考えてみてください。
自治体でも相談窓口を持っているところがあり、おすすめの業者を紹介してもらえるケースがあります。まず市区町村の窓口に問い合わせてみるのも一つの方法です。
侵入口の確認から始める再発防止
アライグマの再侵入を減らすには、どこから入るかを一度きちんと確認しておくことが出発点になります。木や雨樋の状態、軒天や換気口の傷み、屋根まわりの隙間を定期的にチェックしておくと、変化に気づきやすくなります。
侵入口を封鎖してからも、同じ場所が再び開いていないか半年に一度くらいは確認する習慣があると再発のリスクをぐっと下げられます。一度対処した場所ほど、次に怪しくなりやすいです。
まず今日できることは、庭木の枝が屋根にかかっていないかを外から確認することです。小さな一歩ですが、それだけで侵入の手がかりをひとつ減らせます。












