庭で見慣れない動物が動いていた、畑の野菜が食い荒らされていた、夜中に天井でドタドタ音がした。そういう経験をしてから「もしかしてアライグマかも」と調べ始める方が多いようです。
『ガイノワ』のシンです。今回は、練馬区でアライグマの被害が出たときに何を見て、どこに相談すればいいかを整理しました。自治体の対応範囲、業者に頼む目安、庭や畑まわりの被害への考え方もあわせて書いています。
アライグマは見た目がおとなしそうでも、住み着かれると被害の広がりが早い。焦って結論を出す前に、まず状況を落ち着いて見ていきましょう。
練馬区のアライグマ被害、今どんな状況?
東京都内でのアライグマの捕獲数は、2000年代初頭からじわじわと増えています。練馬区のような住宅地でも、屋根裏への侵入や庭・畑での被害が報告されるケースが増えています。
アライグマは特定外来生物に指定されており、農作物の被害だけでなく、ため糞や建材へのダメージも起きやすい。かわいい見た目とは裏腹に、住み着かれてからの対応コストは決して小さくありません。
練馬区内には農地や庭付きの戸建て住宅が点在しており、餌になる果物や野菜が身近にある環境は、アライグマが居着きやすい条件のひとつでもあります。
練馬区の窓口と、まず確認したいこと
練馬区では、ハクビシン・アライグマが家に住み着いているような状況に対して、区が専門業者を派遣し、現場調査のうえで箱わなを設置する対応をしています。同一年度に1度を上限として、費用は区の負担で行われます。
相談窓口は環境課 美化啓発係(TEL:03-5984-4709)です。まず電話で状況を伝えることが、最初の一歩になります。
- 区が対応できること
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現場調査・箱わな設置・捕獲後の処分(同一年度1回まで・費用は区負担)
- 区がやっていないこと
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侵入口の封鎖・果樹や畑の被害防止策(これらは自己対応が基本)
「区が来てくれた=全部やってくれる」とはいかない点を、最初に把握しておくと後で混乱しにくいです。捕獲と処分は区が動いてくれますが、侵入された経路を塞いだり、畑を守る対策をしたりするのは自分側の仕事になります。
庭や畑への被害で、自分でできる範囲
庭や畑まわりでアライグマの被害が出ているとき、まず確認したいのはエサになるものが外に出ていないかです。収穫しない果実や落果をそのままにしておくと、アライグマを引き寄せる原因になります。
忌避剤の散布、庭木の剪定、生ごみやペットフードの屋外放置をやめるといった対策は、自分でできる範囲として取り組んでよいものです。ただし、これらはあくまで「来にくくする」対策であり、すでに住み着かれている状態では効果が出にくいことも覚えておくと判断しやすくなります。

落ちた果実をそのままにしているのは、意外と盲点なんですよね
畑への侵入を防ぐには、細かい目の金網でほ場を囲む方法や、電気柵を使う方法があります。アライグマは10cmほどの隙間から侵入できるため、ネットの裾を重しで押さえる、金網の目を細かくするといった細かい配慮が必要です。
アライグマを自分で捕まえてはいけない理由
アライグマは特定外来生物であり、かつ鳥獣保護管理法の対象でもあるため、自分で捕獲することは法律上の制限があります。許可なく捕まえた場合、意図せず法律違反になるケースも出てきます。
箱わなを使った捕獲には、都道府県知事の許可が必要です。「自治体が対応してくれないなら自分でやってみよう」と思う気持ちは理解できますが、捕獲したアライグマを生きたまま他の場所へ運ぶことも禁じられています。
まずは練馬区の窓口に相談して、捕獲の流れを確認するほうが、後から困らずに済みます。
業者に相談する目安はどこか
区の対応を受けても再び被害が出た、同一年度2回目の被害になった、屋根裏への侵入が疑われる、こういった状況では民間業者への相談が選択肢に入ってきます。
業者に頼む場合の費用は、作業内容によって大きく幅があります。捕獲だけで終わらせず、侵入口の封鎖・糞の清掃・消毒・再発防止の封鎖まで含むかどうかで金額の意味がかわります。5万円から30万円前後が目安とされていますが、同じ「アライグマ駆除」という言葉でも含まれる作業範囲が業者ごとに違うので、見積もりの段階で確認しておきたい点です。
複数社から話を聞いて、何がどこまで含まれているかを見比べるほうが、依頼後に「ここも追加でかかります」と言われて困るリスクを減らせます。
練馬区の場合、保証期間の有無や再訪問の対応についても、事前に確認しておくと安心です。
依頼前に見ておきたいポイント
業者へ相談する前に、自分でできる確認として次のことを見ておくと、業者とのやり取りがスムーズになります。
- 被害の場所(庭・畑・屋根裏・床下など)
- いつ頃から被害が出ているか
- フンや足跡・食べ跡があるか
- 区への相談・区の対応歴があるか
- 屋根裏や床下に侵入のサインがあるか
これらを整理してから相談すると、業者側も状況を把握しやすく、見積もりの精度も上がります。「とにかく来てもらってから考える」よりも、状況を先に整理してから相談するほうが、結果として安心して決めやすくなります。
練馬区のアライグマ被害、まず一歩目を決める
練馬区では区の窓口(環境課 美化啓発係)に相談することで、箱わな設置・捕獲・処分まで区の費用で対応してもらえます。まずそこに連絡するのが、最初の一歩です。ただし侵入口の封鎖や畑の被害防止策は自己対応が基本のため、区への相談と並行して、自分で対処できる部分を確認しておくのが現実的な流れです。
区の対応範囲を超えた状況、または再被害が続くようなケースでは、民間業者への相談も視野に入れてください。その際は、捕獲・封鎖・清掃・保証がどこまで含まれるかを見積もりで確認してから決めるのをおすすめします。
今日すぐできることは、まず練馬区の環境課に電話して状況を話してみること。そこから先のことは、その返答を聞いてから考えても遅くはありません。







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